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デルタ機事故で18人を病院搬送、逆さまの機内で乗客宙づりに カナダ空港

カナダのトロント・ピアソン国際空港でデルタ航空の旅客機が着陸に失敗して横転した17日の事故で、負傷した乗客18人が近くの病院に運ばれた。空港消防局長が同日の記者会見で明らかにした。事故原因については米国家運輸安全委員会(NTSB)がカナダ当局とともに調査を続けている。

旅客機の機体は滑走路上で上下逆さまにひっくり返った。CNNの取材に応じた乗客のピート・クーコフさんは、ものすごいハードランディングだったと振り返り、「地面にたたき付けられて横倒しになり、それから逆さまになってコウモリのように垂れ下がった」と証言した。

自分はシートベルトを外し、歩いて機外へ脱出できたものの、座席から降ろしてもらう手助けが必要な乗客もいたとクーコフさんは話す。

別の乗客のジョン・ネルソンさんは、「ここにこうしていられることが驚きだ」と語った。

ネルソンさんによると、飛行中に異常はなかったものの、着陸が近づくと突風が吹き、滑走路上の雪が見えたという。

「超ハードランディングだった。着陸した瞬間、機体が横滑りした」とネルソンさんは言い、機体の左側に「大きな火球」が見えたと証言する。

停止すると、早く下ろせと乗客が叫び始めて機内は大混乱に陥った。 乗客は逆さまになった状態のままシートベルトを外して天井部分に降り、ドアに向かった。機内はジェット燃料のような臭いがしたとネルソンさんは話している。

CNN.co.jpより転用

CNN.co.jp

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