橋本環奈「本当にありがとうございました」朝ドラ「おむすび」クランクアップ

　女優橋本環奈（26）がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おむすび」が11日、クランクアップした。NHK大阪放送局が13日、発表した。

橋本は同局を通じ、「クランクアップ用に作られた『おむすび』のダイジェスト映像を見て、涙涙のシーンや、笑い合う日常のシーンなど、このスタジオで本当にたくさん撮影したことを思い出して感涙しておりました」と感想。同局によると、スタジオでの撮影は7日に終了したという。 　

続けて「私は、米田家のたわいもない会話などのシーンがすごく好きでした。『おむすび』は見ている方にとって親近感のわく作品なんだと思っています」と振り返った。 　

自身が演じた結について「偉大とか、何かを成し遂げたとか、教科書に載るような人ではないけれど、結ちゃんを演じながら、『1人1人それぞれが生きていて、世界の中で繋がって支え合っているんだな』と、たくさん学んだり思うことがありました」と回顧。 　

最後に「これだけたくさんのスタッフの方と、ロケやこのスタジオでたくさん撮影ができて本当に楽しかったです。また、エキストラ含め2000人を超える方に出演していただいたことに驚いています。本当にありがとうございました」と感謝の思いを伝えた。 　

同局の根本拓也局長は「まだ（放送が）終わってないので最後まで見てほしい」と苦笑しながら、「さまざまなご意見を頂戴したのは、我々にとっても励みになった。時には厳しい意見もあったが、励みにして良いものを作ってきた。いろんな見方があると思うが、ベースにあるのは『生きるって何だろう』って言うことをいろんな側面から見せてくれた番組だと思う。出演者の熱演をスタッフが共有して、11カ月間にわたって制作に取り組んでくれた。大阪局らしい番組だったと思う」と総括した。

日刊スポーツより転用