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富士通、電池メーカー「FDK」株を台湾電子部品大手PSAグループに売却…TOBに応募で

富士通は12日、子会社の電池メーカーFDKについて、45%分の株式を台湾電子部品大手のPSAグループへ約67億円で売却すると発表した。富士通の出資比率は1割強に低下する。富士通本店・Fujitsu Technology Park

富士通本店・Fujitsu Technology Park© 読売新聞

 PSAグループの子会社が13日~3月13日に行う株式公開買い付け(TOB)に応募する形を取り、買い付け価格は1株435円となる。少数株主の応募は想定しておらず、FDKは東京証券取引所スタンダード市場への上場を維持する。FDKは12日、TOBに賛同すると発表した。

 富士通はデジタル技術やAI(人工知能)の活用による業務効率化を中核事業と位置付け、関連性の低い事業の売却を進めてきた。2023年12月に半導体関連メーカーの新光電気工業について、今年1月には空調機器大手富士通ゼネラルの売却を発表している。

読売新聞より転用

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