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市のミスに「ざまあみろだ」と書き込んだ市議、議会で政治倫理審査委開催へ…「心中を表現したにすぎない」

静岡県御前崎市が昨年末に市議会に提出した市職員らの期末手当を増額する条例改正案にミスがあり、男性市議が自らのブログに「ざまあみろだという気分」などと記していたことがわかった。市議会はこうした行為が同市議会議員政治倫理規程に抵触する疑いがあるとして、政治倫理審査委員会を設置する事態となっている。

ミスがあった条例案は、冬季期末手当の支給月数を0・1か月引き上げ、特別職と職員は2・35か月分に、議員は1・85か月分とする内容。昨年12月23日の定例会最終日に可決されたが、冬季期末手当の支払い基準日である同月1日に 遡及(そきゅう) して支払うとの付則を入れ忘れていた。

 市は、市長による専決処分で不足分を支給したい考えで、近く市議会に報告することにしているが、増額分約1900万円が宙に浮いた状態になっている。

 これに対し、男性市議が昨年12月25日付の自らのブログに、「(ミスに気がついていたが)職員や議員がもらえなくなるだけですので、ざまあみろだという気分で発言しなかった」などと記載。今月20日に政治倫理審査委員会が開催されることになった。

 男性市議は取材に「『ざまあみろ』は私の心中を表現したにすぎない。不穏当であるというなら反省すべきだとは思うが、何をもって政治倫理に反していると言っているのか疑問だ」と話している。

読売新聞 より転用

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