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パリのノートルダム大聖堂が一般公開を再開…大規模火災から5年半、出火原因は特定されず

2019年4月に火災で大規模な被害を受けたパリのノートルダム大聖堂で7日、一般公開の再開を祝う式典が行われ、約40か国の国家元首を含む約1500人が参列した。パリのシンボルの一つである大聖堂は8日から入場が可能となった。ミサのためにノートルダム大聖堂に向かう人々(8日、パリで)=AP

ミサのためにノートルダム大聖堂に向かう人々(8日、パリで)=AP© 読売新聞

 マクロン仏大統領は演説で、政府が修復期間を5年とした宣言を履行できたことを自賛し、「再建には世界からの援助が必要だった。我々は、不可能を可能にすることを再発見した」と述べた。修復の費用は約7億ユーロ(約1100億円)で、寄付金は約150か国から集まった。工事には約2000人が携わり、建物は出火前に近い形で再現された。

 火災は2019年に起き、 尖塔(せんとう) やアーチ形の屋根が焼失する被害を負った。AFP通信によると、出火原因は特定されていないが、電気系統などの故障が指摘されている。

 (パリ 酒井圭吾)

読売新聞より転用

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