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【詐欺】自称“元エリート銀行員”平井登容疑者(50)が銀行だまし粉飾決算 逮捕前に自らの手法を自画自賛「刑事的責任は各社長にある」

大阪市内でFNNのカメラが捉えたのは、「カメラを止めろ!」と声を荒らげる男。

5日、詐欺の疑いで逮捕された自称・元エリート銀行員で経営コンサルタントの平井登容疑者(50)です。

平井容疑者は2021年、内装業・ベンリッチ社長の山口博巳容疑者(59)と共謀し、銀行から約5000万円の融資金をだまし取った疑いが持たれているのです。

逮捕前、粉飾決算についての評価を聞いた際には「意地悪な質問だな」としつつも、「客観的にみてどうか」という質問に「はなまるです」と答えながらにやりと笑みを浮かべ、自らの能力を自画自賛していました。

さらに、他の複数のコンサル先でも、融資金をだまし取っていたと明かしていました。

平井登容疑者:

(関与した融資詐欺は全部でいくらですか?)30億。恥ずかしくて誠に遺憾ではございますが、銀行で勉強したことです。

“金融のプロ”を自認していた平井容疑者は、銀行が融資の審査で何に注目しどこまで調べるのかを熟知。

その経験を悪用して、グループ企業の社長たちに虚偽の黒字決算書をでっち上げる手法を指南していたのです。

しかし平井容疑者は、「刑事的な責任については各社長にあると思います」と主張しています。

この主張について、社長の1人である山口容疑者は逮捕前、記者の質問に対し、何度もきびすを返しその場から逃げようとする様子を見せていました。

その後、平井容疑者の主張について聞くと、「僕の中では間違っていると思います」と答えていました。

警察は2人の認否を明らかにしていませんが、平井容疑者が犯行を主導したとみて捜査。余罪についても調べを進めています。

 FNNプライムオンラインより転用

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