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【中日】「タジ魔神」元守護神・田島慎二が現役引退決断 すでに球団に申し入れ近日中に引退会見

 中日田島慎二投手(34)が現役を引退することが15日、分かった。すでに球団に対し、今季限りでユニホームを脱ぐ意思を伝えた。近日中に引退会見を開く。

名古屋市出身の田島は、東海学園大から11年ドラフト3位で中日に入団。新人の12年には30ホールドを挙げ、頭角を現した。16年には開幕から31試合連続無失点のプロ野球記録を樹立。17年にはストッパーとして34セーブを挙げた。横浜、マリナーズなどで守護神として活躍した「大魔神」佐々木主浩氏(本紙評論家)をもじり「タジ魔神」の異名でファンに愛されてきた。

 18年からは不振に陥り、20年には右肘の側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。リハビリに励んで21年7月に1軍復帰したが、故障などに泣かされた。今年は6月22日に出場選手登録され、同27日阪神戦(甲子園)の8回に今季初登板。先頭から3連打を含む4安打、1四球で1死も取れずに降板し、出場登録を抹消されていた。すでに9月上旬に、ナゴヤ球場での2軍練習でナインに引退を報告。その足でバンテリンドームに向かい、立浪監督らにも引退を伝えていた。  

田島は、エース大野とともに毎年1月に沖縄で自主トレを実施。不振にあえいだ小笠原の復活や橋本らの成長を後押ししてきた。通算成績は461試合登板、25勝41敗、75セーブ、116ホールド、防御率3・62。ブルペンを支えてきた右腕が、12年の現役生活に別れを告げる。

日刊スポーツより転用

日刊スポーツ

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