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ブラジルで航空機が墜落、乗員乗客61人死亡か 住宅街からは黒煙

 ブラジル南東部サンパウロ州で9日昼、乗員乗客61人を乗せた航空会社・ボエパスの2283便が墜落した。墜落現場の自治体によると、生存者はいない見込みだという。現時点で事故原因はわかっていない。

 ボエパスの発表などによると、機体は午前11時56分、同国パラナ州カスカベルを離陸。約700キロ東にあるサンパウロ市近郊のグアルーリョス国際空港に向かっていたが、午後1時半ごろ、同空港から70キロ離れたサンパウロ州ビニェード市の住宅街に墜落した。機内には乗客57人と乗員4人が搭乗していた。

 機体はフランスに本社があるATR社製の「72-500」。航空機の飛行状況を提供する「フライトレーダー24」によると、同機はこの日、サンパウロ―ヒベイロン・プレート間を往復した後、サンパウロからカスカベルに飛行していた。

 SNSで拡散されている動画では、機体がほぼ垂直に下降し、その後、住宅街から黒煙が上がっている。地元メディアによると、この事故で家屋1軒が壊れたが、住民にけがはなかったという。

 ボエパスはサンパウロ州を拠点とする航空会社で、国内線を運航している。

朝日新聞デジタルより転用

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