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日本男子、圧倒的強さで初戦突破 !五輪デビュー戦の篠塚大登が2勝の大活躍【卓球 パリ五輪】

<パリ2024オリンピック競技大会 卓球競技 7月27日(土)~8月10日(土)@パリ南アリーナ>

8月5日、男子団体1回戦で日本(世界ランク4位)がオーストラリア(同15位)をマッチカウント3-0で下し、準々決勝に進出した。

16チームによる一発勝負のトーナメント方式で行われる団体戦。

3大会連続のメダルを狙う日本男子は、シングルスに出場した張本智和(智和企画/世界ランク9位)、戸上隼輔(井村屋グループ/同15位)に加え、団体戦メンバーの篠塚大登(愛知工業大学/同39位)が五輪デビューを果たす。

初戦の相手は、東京五輪の1回戦でも対戦し、ストレートで下しているオーストラリア。

相手メンバーは総入れ替えとなり、初出場の19歳トリオという布陣。エースのニコラス・ラム(同38位)は、2022年にオセアニア選手権で史上最年少の4冠を成し遂げた逸材だ。

<第1試合>

トップのダブルスは戸上隼輔/篠塚大登がニコラス・ラム/フィン・ルーと対戦。

序盤は日本ペアにミスが続いたが、中盤以降は戸上、篠塚ともにチキータレシーブが決まり、日本が第1ゲームを先制すると、第2ゲームも相手のストップに対するチキータなどで得点を重ねてゲームを連取。

王手をかけた第3ゲームも中盤で日本がリード。ストップとチキータを織り交ぜたレシーブでチャンスを作ると、最後は戸上のチキータでストレート勝利を決めた。

<第2試合>

続く第2試合、エース・張本智和の相手はオーストラリアの3番手、ファン・ベ(19=同278位)。

1本目から見応えのあるフォアドライブの打ち合いが展開された第1ゲーム。

このラリーは相手の得点となったが、その後は左右にコースを打ち分けた張本が11-4でゲームを奪う。

第2ゲームも終盤に6連続ポイントをあげて張本が連取する。

第3ゲームは相手のタイムアウト直後に6連続失点を喫したが、すぐさま逆転。最後は競り合いとなったものの、積極的に両ハンドで攻めた張本が14-12で取り、ストレート勝利をおさめた。

<第3試合>

マッチカウント2-0と日本がリードして、第3試合は篠塚大登がシングルスに初登場。ジュニア時代にストレートで下しているフィン・ルー(19=同44位)と対戦した。

第1ゲームは相手のサーブにやや苦戦したものの、安定性に勝る篠塚が11-9で競り勝つ。 第2ゲームはレシーブから積極的にチキータで篠塚が仕掛けていき、ラリーではフォア連打で篠塚が連取。

徐々に固さが取れてきた第3ゲームは序盤からリードを広げると、最後もフォアドライブを決めて、篠塚が11-2で勝利。 日本は1ゲームも落とすことなく、初戦をストレートで勝ち切った。

準々決勝は、世界ランク6位の台湾と対戦する。

<パリオリンピック 男子団体1回戦>

日本 – オーストラリア ※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
戸上隼輔/篠塚大登 3-0 ニコラス・ラム/フィン・ルー
11-8/11-6/11-6

<第2試合>
張本智和 3-0 ファン・ベ
11-4/11-4/14-12

<第3試合>
篠塚大登 3-0 フィン・ルー
11-9/11-7/11-2

<団体戦 試合方式>
団体戦は3名1チームで戦い、試合方式は第1試合がダブルス、第2~5試合がシングルス。1試合は3ゲーム先取の5ゲームマッチで、3試合を先取したチームが勝利となる。

オーダーはシングルスに2試合出場する選手が1名。シングルス1試合とダブルス1試合に出場する選手が2名と決まっており、出場する順番も固定され、同じ選手が連続で試合をしない、同じ選手と対戦しない、という仕組みになっている。

この団体戦のオーダー方式を「ABC・XYZ方式」と言い、試合前に「ABC」か「XYZ」が割り当てられ、オーダーは下記のようになる。

第1試合:B/Cペア vs. Y/Zペア
第2試合:A vs X
第3試合:C vs Z
第4試合:A vs Y
第5試合:B vs X

テレ東スポーツより転用

テレ東スポーツ

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