同僚の手錠を盗んだ罪に問われる 男性警察官の控訴審はじまる

警察署で同僚の手錠を盗んだ罪に問われている男性警察官の控訴審が高松高等裁判所で始まりました。
起訴内容によりますと高知県警の鈴木孝將(すずき・たかまさ)被告は、2022年4月、勤務していた南国警察署内で同僚の警察官の手錠を盗んだ罪に問われています。
鈴木被告は、一貫して無罪を主張していましたが、一審の高知地方裁判所は、「紛失を隠すため、それに代わる手錠を手に入れようと犯行に及んだ」などと認定し、有罪判決を言い渡していました。
16日に高松高等裁判所で控訴審が始まりました。
弁護人が、「盗まれたとされる手錠が同僚のものであるという立証がされていない」などと主張しているのに対し、検察官は、手錠などを管理する警察官を新たな証人として請求し、次回、証人尋問が行われることになりました。
次の裁判は9月3日に予定されています。
テレビ高知より転用
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