緊急要員の２佐、防衛省近くの官舎住まいのはずが…実は自宅から通勤「家庭環境の悪化恐れた」

自衛隊サイバー防衛隊は３０日、官舎住まいを装って自宅から通勤し、単身赴任手当約３０万円を不正受給したとして、同隊の男性２等陸佐（４９）を減給２か月の懲戒処分にした。

　発表によると、男性は緊急参集要員だった昨年３月～今年２月、防衛省（東京都新宿区）周辺の官舎に居住すべきだったが、埼玉県内の自宅から通っていた。内部通報で発覚した。調べに対し、「家族と離れて暮らすことによる家庭環境の悪化を恐れた」と話したという。

読売新聞より転用