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台湾芸能人がコンサートで「我々中国人」、中国寄りの立場表明相次ぐ…圧力受けている可能性

【台北=園田将嗣】台湾の 頼清徳(ライチンドォー) 総統が就任して以降、中国で活動する台湾の芸能人が相次いで中国寄りの立場を表明している。

 台湾で対中政策を担う大陸委員会は「中国が政治的立場の表明を求め、中台が『一つの中国』であるかのような幻想を作り出している」と批判し、こうした芸能人が中国から圧力を受けている可能性を示唆した。

 台湾メディアによると、人気のベテランバンド「五月天(メイデイ)」のボーカル・阿信さんは24日、北京でのコンサートで「我々中国人」と発言し、インターネット上で波紋が広がった。阿信さんのSNSのコメント欄には、「ファンである前に私は台湾の住民」などの書き込みが2・1万件に上った。

 メイデイの他にも、中国で活動する歌手や俳優らが最近、中国のSNSに「台湾は必ず祖国の懐に戻る」との文言を相次いで投稿している。

読売新聞より転用

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