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【黒鷲旗バレー】筑波大が3連勝で女子B組を1位突破

◇第72回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会第3日 女子グループ予選B組 筑波大3―2下北沢成徳高(2024年5月3日 Asueアリーナ大阪)

 女子予選B組は筑波大が下北沢成徳高をフルセットで下し、3連勝で1位突破を決めた。 

 苦しい試合だった。下北沢成徳高に第1セットを23―25、第2セットも21―25と落として後がない第3セットから持ち前の粘り強い拾うバレーを展開した。リベロの中村悠主将(4年)は「相手が高校生だと意識した部分があって、動きが硬かった。後がない場面になって、一人ひとりの気持ちが前面に出ました」と振り返る。

 下北沢成徳高の強打にさらされても「上げようとしないで!(手に)当てたら上がるから!!」と中村を中心にレシーブの意識を徹底。第3セットを25―22とすると、第4セットも25―22でファイナルセットに持ち込んだ。最後はセッター熊谷仁依奈(2年)のサービスエースで15―7で決着がついた。

 中西康己監督は「3連勝なんて想定していませんが、新チームになって先に2セット取られたのは初めて。理想の形を追いすぎて攻撃を苦しくしたが、頭を切り替えて粘り強く戦ってくれた」と収穫の多い3連勝を決めた選手をたたえた。

 敗れた下北沢成徳高の伊藤崇博監督は「負けはしたけど3、4セットもリードする展開になったのは評価できる。そこから逃げ切れないのは課題だけど、連戦の疲れもあった」と振り返る。東京に戻って5日には関東大会予選3回戦が待っている。敗戦を糧に高校女王はさらなる成長を目指す。

スポーツニッポン新聞社より転用

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