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セブン&アイ、イトーヨーカ堂の株式上場を検討…経営資源を主力のコンビニ事業に集中

セブン&アイ・ホールディングスが、祖業のイトーヨーカ堂を含むスーパーマーケット事業の株式上場を検討していることが9日、わかった。中間持ち株会社を設立することなどを検討しており、2027年以降の上場を視野に入れている。

イトーヨーカ堂は昨年3月、衣料品事業から撤退し、食料品事業に集中する構造改革を打ち出している。採算の悪い33店舗を閉店する方針も発表。順次閉店を進めており、これまでに北海道や東北、信越地方からの撤退など、20店舗以上が明らかになっている。

セブン&アイは、イトーヨーカ堂を含むスーパー事業の業績を改善させることを目指している。スーパー事業を傘下に置く中間持ち株会社の設立などを検討しており、セブン&アイ幹部は「株式の一部売却も選択肢の一つ」と話す。

 上場させた場合でも、セブン&アイは一定の株式を保有する方針とみられる。スーパー事業への関与を薄め、経営資源を主力のコンビニエンスストア事業に集中させる考えだ。

読売新聞オンラインより転用

読売新聞オンライン

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