「海外に5千万円超の財産」過去最多 総額5兆7千億円 国税庁発表
- 政治・経済
- 2024年2月1日
2022年末時点で海外に5千万円を超える資産を持つとして税務署に報告した人数と金額が、ともに過去最高となったことが国税庁のまとめでわかった。国税庁は「日本の富裕層が持つ国外財産の6割程度が株式などの有価証券で、近年の世界的な株高の影響が大きいのではないか」とみる。
年末時点で海外に5千万円を超える資産がある人は、翌年6月30日までに税務署に「国外財産調書」を提出する義務がある。国税庁が31日発表した22年分の提出状況によると、1万2494人(前年比3・2%増)が提出し、総額は5兆7222億円(同1・5%)だった。17年分の9551人、3兆6672億円から大幅に増えた。
朝日新聞社より転用

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