無免許で公用車運転、パワハラ…職員5人を懲戒処分 北海道
北海道は28日、無免許運転やパワーハラスメント、セクシュアルハラスメントなどで職員5人を懲戒処分にした。
オホーツク総合振興局の男性職員(30)は2021年11月~23年4月、運転免許証の有効期限が切れた状態で、公用車での外勤や私有車での通勤など無免許運転を繰り返した。23年4月に道交法違反(仮免許運転)で検挙され、道は停職3カ月の処分にした。 水産林務部の管理職の男性職員(55)は22年6月~23年7月、部下2人に対して感情的に怒鳴りつけるなどの威圧的な言動を繰り返した。部下1人が被害を訴え、パワハラに認定された。道は減給10分の1(3カ月)の処分にした。 根室振興局の男性職員(55)は22年10月~23年5月、同僚の女性職員を執拗(しつよう)に誘ってドライブや食事を繰り返し、手を握ったり、手の甲にキスしたりした。女性が被害を訴えてセクハラに認定され、減給10分の1(1カ月)の処分となった。 このほか、勤務中に公用パソコンで暗号資産の取引サイトを見ようとし、誤ってフィッシングサイトにアクセスした男性職員(51)と、制限速度50キロの国道を私有車で83キロで走って検挙された男性職員(46)を戒告とした。【石川勝義】
毎日新聞より転用

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