EVだけじゃない、安さ売りのPHVも 中国で広州モーターショー
- 国際
- 2023年11月18日
中国広東省広州市で17日、広州国際モーターショーが始まった。国内メーカーの車を中心に約1100台が展示され、その約4割を電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)が占めた。中国ではEVがよく売れているが、PHVも最近人気が高く、新車発表が相次いだ。
「予約すれば標準モデルで9万3800元(約195万円)。悪くないでしょう?」。小型EVが主力の上海GM五菱の幹部が発表会でそうアピールしたのは、同社初のPHVのセダン「五菱星光」だった。海外メーカーの人気のガソリン車より安価で、燃費効率が高い上に蓄電池も使えると強調した。他にも、東風汽車傘下の嵐図汽車など複数の国内メーカーがPHVの新車を発表した。
中国自動車工業協会によると、PHVの1~10月の販売台数は211・6万台で、前年同期比で82・6%伸びた。25・2%増えて516万台だったEVに比べて台数は半分以下だが、勢いが目立つ。
朝日新聞社より転用

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