政府が閣議決定した2023年度補正予算案のうち、基金向けに計4・3兆円をあてていたことが分かった。22年度第2次補正の8・9兆円からは半減するものの、コロナ前の補正の10倍以上にのぼる。基金の膨張に歯止めがかからない。
追加で予算措置するのは計31基金、4兆3091億円となる。うち新設は、宇宙開発や小中学校のデジタル端末の更新、ワクチンの臨床試験、漫画やアニメなどに関する人材育成のための四つの基金で、計6711億円が計上された。
一方で、既存の27基金には、計3兆6379億円を投じて資金を積み増す。
朝日新聞デジタルより転用
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