富山県警は2日、女性職員にセクハラ行為をしたとして、南砺署長を本部長注意の処分にした。署長は同日付で依願退職した。
監察官室によると署長は10月中旬、県内の飲食店で男女複数人の酒席に参加した際、県警の女性職員の手を握り、頭をなでるなどした。不適切な行為があったと情報が寄せられ、調査していた。署長はビールや日本酒などを飲み、酔っていたといい、「女性職員や組織に迷惑をかけ、大変申し訳ない」と述べたという。
石田康久・首席監察官は「県民の皆様に深くおわび申し上げる。より一層の綱紀粛正を図り、再発防止に努める」などのコメントを発表した。
朝日新聞社より転用
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