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“値上げの秋” 今年3万品目超 小売店や消費者はどう対応?

All Nippon NewsNetwork(ANN)

10月に入り、今年値上げされた食料品は3万品目を超え、家計の負担は一段と重くなっています。小売店と消費者にどのような対応を取っているか取材しました。

今年は記録的な値上げラッシュとなっています。

 1日からは“第3のビール”の酒税が350ミリリットル1缶当たりおよそ9円引き上げられます。他に値上がりとなるのは大型のペットボトル飲料やオリーブオイル、ハムやソーセージなどの加工食品など…。これからは値引きシールの付いた商品を意識した買い物も増えていきそうです。

 帝国データバンクによりますと、値上げ品目数は去年の水準を上回ってはいるものの、原材料の高騰分を価格に反映させた企業が増え、勢いは後退しつつあるといいますが、消費者には「値上げ疲れ」がみえるとの指摘も。「買い控え」が表面化するなか、“じわり”と客足を伸ばしている店もあります。

全国におよそ300店舗を構えるディスカウントスーパー。ムダを徹底的に省き、すべての商品を“安く”提供することに全力を注いでいるといいます。

 例えば自社開発した、この見慣れないカートです。こちらの店舗では買い物中でも商品を登録できるカートが導入され、効率的に会計に進むことができます。支払いはプリペイドカードで、スタッフはチェックするだけ。レジにかける人件費を削減して、少しでも安く買いたい消費者に還元しています。

トライアルカンパニー マーケティング部 野田大輔部長:「ご利用いただいているお客様は毎年毎年、増えていっている。機械に置き換えられることは機械に置き換えていく。人がしなければならない仕事でお客様への満足の提供をしたいと考えている」

テレビ朝日系(ANN)より転用

テレビ朝日系(ANN)

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