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タクシン元首相、禁錮1年に減刑=「王室への忠誠」理由に恩赦―タイ

【バンコク時事】タイ政府は1日、海外逃亡先から帰国後、公権力乱用罪などで有罪判決を受けたタクシン元首相(74)が、ワチラロンコン国王の恩赦で禁錮8年から1年に減刑されたと公表した。「王室への忠誠心」などが理由。

 タイ国会では8月22日、長年対立してきたタクシン派のタイ貢献党と軍に近い政党が手を組み、貢献党のセター氏が首相に選出された。総選挙で大敗した親軍政党の政権入りの見返りに恩赦が出たと受け止める国民が多い。民意を軽視し、有力者を優遇したとして反発が出そうだ。

1日付の官報によると、恩赦は8月31日付で認められた。「元首相として国に貢献し、罪を認めて反省している。高齢で専門の医者による病気の治療が必要だ」という理由も記された。

時事通信社より転用

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