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他国の船を放水で妨害 中国の海洋進出の実態

こちらに向かって近づく船。

船体には中国海警局と書かれている。

こちらに放水銃を向けると、放水を始めた。

激しく噴き出す水が襲いかかる。

これは、フィリピン軍と契約した民間の輸送船が撮影した映像。

物資の補給などのため、南シナ海にあるフィリピンの軍事拠点に近づいたところ、中国側から放水などの妨害行為を受けた。

上空から見ると、巨大な中国船が容赦なく水を浴びせる様子が確認できる。

フィリピンの輸送船は、たまらず進路を変更。

物資の一部を届けることができなかったという。

南シナ海では2月にも、フィリピンの巡視船に中国がレーザーを照射する挑発行為があったばかり。

中国は南シナ海のほぼ全てを自分たちのものだと主張している。

これまでにも、6つの国と地域が領有を主張し合うスプラトリー諸島。

決着がついていないにもかかわらず、中国は岩礁を埋め立て人口の島を建設。

兵器を配備するなど実効支配を強めている。

今回の放水について、フィリピン軍は「国際法に違反した」として強く非難。

一方、中国側は「法に基づき排除した」と反論していて、対立はエスカレートしている。

FNNプライムオンラインより転用

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