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英国のTPP加盟を承認 発効後初の拡大、12カ国に

環太平洋連携協定(TPP)に加盟する日本など11カ国は16日、ニュージーランド・オークランドでの閣僚級会合で、英国の新規加盟を正式に承認した。TPPは12カ国体制となった。協定が2018年に発効して以来、加盟国が増えたのは初めて。閣僚会合は2日間の日程を終え閉幕した。今後は中国、台湾、ウクライナなどの新規加盟が焦点となる。

 会合後に記者会見した後藤茂之経済再生担当相は「威圧的な対応をしている国・地域は対象にできないということは(各国と)合意している」と述べ、中国の参加を暗にけん制した。

英国を含む加盟12カ国が発表した共同声明は、今後の新規加盟について、TPPの高い水準を満たせるかどうか「情報収集プロセスを現在実施している」と表明した。議長を務めたニュージーランドのオコナー貿易相は、全体会合では「(中国など)加盟を申請した個別の国・地域に関する議論はなかった」と述べ、今後の新規加盟手続きは白紙だと強調した。

共同通信より転用

共同通信

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