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EUの巨大IT規制、グーグル・アップル・アマゾンなど7社が対象…9月までに正式決定

欧州連合(EU)本部に掲げられたEU旗=ロイター© 読売新聞

】欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は4日、巨大IT企業を規制する「デジタル市場法」の対象企業案を発表した。米グーグルの親会社アルファベットやアップルなど7社で、自社サービスの利用強制を禁じたり、アプリストアの開放を義務づけたりする。

 7社は他に米アマゾン・ドット・コム、メタ(旧フェイスブック)、マイクロソフト、動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国のバイトダンス、韓国サムスン電子。欧州委は各企業を精査した上で9月6日までに正式に決める。

 デジタル市場法は今年5月に施行。EU域内の売上高が年75億ユーロ以上などの条件を満たす事業者を対象とし、違反した場合は世界売上高の最大10%の制裁金を科す。巨大ITを巡っては日本政府も新法による規制に乗り出す方針で、EUが先行する形となる。

読売新聞

読売新聞より転用

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