財務省の神田真人財務官
財務省の神田真人財務官は26日、外国為替市場の円安ドル高進行について記者団の取材に応じ「足元の動きは急速で一方的だ」と警戒感を示した。為替介入の可能性を問われると「どんなオプションも排除しない」と述べ、行き過ぎた為替の動きには適切に対応する考えを明らかにした。
23日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、対ドルで一時143円台後半まで下落。昨年11月以来、約7カ月ぶりの円安ドル高水準を付けた。
神田氏は「為替の過度な動きは経済にとって良くないというのがわれわれの認識だ」とし、引き続き「高い緊張感を持って注視する」と述べた。
共同通信より転用
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