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首相「受験で失敗繰り返し、道草・回り道の連続だったが」…母校早大で後輩たちへエール

母校の早稲田大で講演する岸田首相© 読売新聞

 岸田首相は18日、母校の早稲田大学で講演し、少子化対策について「社会の意識や社会構造を変えないと結果が出ない」と述べ、育児負担が女性に集中しがちな現状の改善に向け、男性の育児休業取得を推進する考えを示した。具体策として、中小企業に対し、育休を取得した社員の業務を肩代わりした人への応援手当支給のための助成措置を講じると説明した。

 日中関係を巡っては「主張すべきことは主張し、責任ある行動を求めるが、気候変動など共通の課題では協力する。その中で訪中も考えていく」と語った。

 講演では自身の学生時代にも触れ、「受験で失敗を繰り返し、道草、回り道の連続だった。母校で首相として講演をする。当時は想像もできない『まさか』だ」として、学生らに「尻込みすることなく、希望と好奇心をもって飛び込んでいってほしい」と呼びかけた。

読売新聞

読売新聞より転用

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