データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

アフリカ首脳が「仲介外交」始動=南ア大統領、ウクライナ入り

南アフリカのラマポーザ大統領=3月6日、プレトリア(EPA時事)© 時事通信 提供

 【ロンドン時事】南アフリカをはじめとするアフリカ7カ国が16日、ロシアのウクライナ侵攻を巡る「仲介外交」を本格始動させた。南アのラマポーザ大統領がウクライナにこの日午前(日本時間同午後)、到着し、虐殺が起きた首都キーウ(キエフ)近郊ブチャを訪れた。

 報道によれば、アフリカ大陸各国首脳らの使節団が、ロシア軍後退や対ロ制裁緩和などを盛り込む「和平案」を携えウクライナとロシアを訪問。「グローバルサウス」と呼ばれるこれら新興・途上国は、西側と一線を画す中立的立場から国際舞台で存在感を増しており、危機解決を目指し調停を試みる。

 7カ国は、南アとアフリカ連合(AU)議長国コモロ、セネガル、ザンビアの4首脳に加え、ウガンダ、コンゴ共和国、エジプトの政府代表で構成される。16日にキーウでゼレンスキー大統領と和平について会談。17日には国際経済フォーラム開催中のロシアのサンクトペテルブルクに移動し、プーチン大統領と協議する見通しだ。 

時事通信社より転用

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。