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慶大生の世界女王・尾崎野乃香、パリ五輪出場が絶望的に 準々決勝で敗れ号泣「何も考えられない」…レスリング明治杯

女子62㎏級準々決勝、 稲垣柚香に逆転で敗れた尾崎野乃香(左)(カメラ・竜田 卓)© スポーツ報知/報知新聞社

◆レスリング◇明治杯全日本選抜選手権 第1日(15日、東京体育館)

 女子62キロ級で昨年世界女王の尾崎野乃香(慶大)は準々決勝で稲垣柚香(至学館大)に敗れ、敗者復活戦に回った。3位以内で24年パリ五輪代表に決まる9月の世界選手権(ベオグラード)代表を逃し、パリ五輪出場が極めて厳しくなった。

 尾崎は昨年12月の全日本選手権は決勝で敗れ、世界選手権代表入りには今大会を制してプレーオフに持ち込む必要があった。準々決勝は6―2とリードしたが、残り50秒を切ってから追い付かれ、規定により逆転負け。試合後は「後がない状況で優勝しないといけなかった。何も考えられない」と号泣した。

 須崎優衣(キッツ)らを輩出したJOCエリートアカデミー出身で、昨年の世界選手権で現役慶大生として優勝を飾り、注目を集めた。パリ五輪は厳しくなったが、20歳は「レスリングを始めた頃からの夢が五輪。今後もレスリングは続けるので、五輪に出て優勝するという大きな目標は変わらない。日本でも世界でも勝てる選手になりたい」と声を振り絞った。

スポーツ報知より転用

スポーツ報知

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