日本ハム・新庄監督 来日初完投のＤｅＮＡ・バウアーに脱帽「格の違いでしょう」「きょうは切り替えられる試合」

７回、左中間へソロを放ち生還した万波（手前）を見つめる新庄監督（撮影・伊藤笙子）© (C)デイリースポーツ

　「ＤｅＮＡ２－１日本ハム」（１４日、横浜スタジアム）

　日本ハムがバウアーに前にわずか３安打に抑えられ、来日初完投を許した。新庄監督は「２時間８分。いい投手戦でした」とテンポのいい接戦を振り返り、「（バウアーの）ボールが良かったですよね。格の違いでしょう」とまとめた。

　最大の見せ場は九回だった。１死から代打石井が安打で出塁。代走・江越が二盗、三盗を決めて１死三塁とした。だが、２番・清宮が空振り三振。３番・加藤豪は見逃し三振。試合は終わった。

　４月２０日以来の出場となった清宮は初回に右前打を放ち今季初盗塁も決めた。攻略の一手は足にあったが、二回以降六回まで無安打に抑えられた。七回には万波に１発が出たが、「その前に何か仕掛けて塁に出て点を取れれば。（加藤貴が）あんだけ抑えてくれていたので」と悔やんだ。

　「きょうはあっさり。切り替えられる試合でしたし、あしたなんとかひとつとりにいって、ね」。横浜での残り１戦。勝って終わる思いだ。

デイリースポーツより転用