受刑者に暴行や虐待、刑務官13人を書類送検…顔にスプレー噴射やホコリついた薬飲ませる
名古屋刑務所で刑務官が受刑者に暴行などを繰り返していた問題で、同刑務所は28日、13人の男性刑務官を特別公務員暴行陵虐などの容疑で名古屋地検に書類送検した。法務省は同日、13人を停職や減給の懲戒処分とし、中田学司所長(59)や平良敦志前所長(59)を厳重注意とするなど、計33人の処分を発表した。
発表によると、送検された13人は21~37歳の看守と看守部長。13人は2022年3~8月、40~60歳代の男性受刑者3人に対し、アルコールスプレーを顔に噴射したり顔をたたいたりするなどの暴行を計99回、土下座をさせたりほこりの付いた薬を飲ませたりする虐待行為を計7回した疑い。
25歳の看守は、60歳代の受刑者の左まぶた付近に全治5日の傷害を負わせたとして、同致傷の疑いもある。
読売新聞より転用

コメントする