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「オペラ座の怪人」、NYで終演 ブロードウェー最長、35年で幕

【ニューヨーク共同】米ニューヨークでミュージカル「オペラ座の怪人」が16日、最終公演を迎え、劇場街ブロードウェー史上最長の35年余りの歴史に幕を閉じた。公演に足を運んだ観客は「ほろ苦い気持ちだ」と名作との別れを惜しみ、チケットを入手できなかった多くのファンも劇場前に姿を見せた。

作品はパリ・オペラ座の地下に隠れ住む仮面の男が若い女性ソプラノ歌手に寄せる愛を描き、1986年にロンドンで初演された。ブロードウェーでは88年に始まり、劇場街を代表する演目として人気を集めてきた。  

米メディアによると、2006年に「キャッツ」を抜いて最長の公演記録を更新。1万4千回近くに上り、累計観客数は約2千万人、売り上げは約13億ドル(約1740億円)に達した。  

観客のIT技術者アレックス・ガーマンさん(42)は父親が公演の裏方として働いており、幼い頃に舞台裏に行ったという。「懐かしくて少し涙が出た」と笑った。一緒に見たサラ・マクレーンさん(38)は「終演でニューヨークは変わってしまうだろう」と嘆いた。

共同通信より転用

共同通信

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