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同じ名字の男性遺体、警察が取り違えて遺族に引き渡し 1人は火葬

兵庫県警加古川署は6日、署の霊安室に安置していた60代の男性2人の遺体を、取り違えて遺族に引き渡すミスがあったと発表した。1人の遺体はすでに火葬されていた。署は遺族に謝罪したという。

署によると、69歳の男性が3月24日、66歳の男性が同28日、それぞれ自宅で亡くなっているのが見つかった。署は2遺体を検視して事件性がないことを確認した後、霊安室にある上下2段式の冷蔵庫に安置。29日に上段の66歳男性の遺族が訪れた際、誤って下段の69歳男性の遺体を引き渡したという。  

2人は名字が同じで、署員が遺体を運び出す際、冷蔵庫の扉に貼ったメモの名字だけを見て判断していた。本来は納体袋のフルネームを確認し、顔の確認もする手順だが、怠っていたという。4月6日に69歳男性の遺体がないことに署員が気付き、発覚した。(鈴木春香)

朝日新聞社より転用

朝日新聞デジタル

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