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米銀行、大規模な預金流出広がらず=S&P

[15日 ロイター] – 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、米中堅銀ファースト・リパブリック以降、他の米銀行については格付けを引き下げ方向で見直す「クレジット・ウォッチ・ネガティブ」に指定していないと説明した。大規模な預金流出が広がっていないことを理由に挙げた。

米銀行、大規模な預金流出広がらず=S&P© Thomson Reuters

米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻では、銀行部門の信頼性に危機をもたらし、多くの地方銀行で預金流出につながった。

S&Pは14日、財務力に対する信頼低下を反映し、ファースト・リパブリックをクレジット・ウォッチ・ネガティブに指定した。

ただその後、一部の銀行で見られた管理不可能なほどの預金流出が、S&Pが格付け対象としている銀行全体に広く広がっているという証拠は見られないと指摘。

米規制当局の緊急支援策により、銀行に追加的な流動性がもたらされたとした。同時に、状況は流動的であり、一部の銀行には他の銀行よりも大きなストレスの兆候があるとも警告した。

Reutersより転用

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