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室伏広治長官「これは人間なのかと思わされるパフォーマンス」 国枝さんの国民栄誉賞決定を祝う

車いすテニス男子で、四大大会とパラリンピックのすべてを制する「生涯ゴールデンスラム」を達成し、1月に現役を引退した国枝慎吾さん(39)への国民栄誉賞授与が3日に決まったことを受け、スポーツ庁の室伏広治長官が取材に応じ、「これ以上うれしいことはない。国枝さんと、周りで支えてきた方々を含め、お祝いを申し上げたい」とたたえた。

室伏広治スポーツ庁長官© サンケイスポーツ

パラアスリート史上初の受賞については「スポーツは人間の身体の潜在能力を引き出すが、パラの選手は『これは人間なのか』と思わされるほど、考えられないようなパフォーマンスを見せてくれる。国枝さんはそれを、トップに居続けることで証明した。本当に国民栄誉賞にふさわしいと感じる」とした。

国枝さんとは先月、引退の報告でスポーツ庁に訪問を受けた際に面会。「この先、どういう方向へ進むか考えているようだった。『国枝さんの役割は無限にあるのでは』と話した」とやり取りを振り返った。

そして「これ(国民栄誉賞)はステップ。さらに大きく羽ばたいていただきたい。(現役選手として)人間の可能性を示してもらったが、さらに違う形で国民を元気づけてほしい」と、今後の活躍に期待した。

 サンケイスポーツより転用

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