データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

中国当局、脱マスクに慎重 コロナ「収束」でも再流行警戒

【北京共同】新型コロナウイルスの流行がほぼ収まったと表明した中国当局が「マスクはまだ着用すべきだ」と呼びかけている。中国は感染爆発が沈静化して楽観的なムードが広がり、マスクを外す市民が少しずつ増えてきた。当局は対策の緩みによる再流行を警戒し、脱マスクには慎重だ。

中国政府は23日の記者会見でコロナの流行が「基本的に収束した」と発表。中国の感染対策が「決定的勝利を収めた」と宣言した。だが「感染がピークを過ぎ、多くの市民がマスクを外していいと思っている。どうすべきか」と記者に問われると、疾病予防コントロールセンターの専門家が「局地的には感染が起きている。手を洗い、マスクを着用し、人との距離を保つという衛生習慣は続けるべきだ」と訴えた。  

中国政府はロックダウン(都市封鎖)などで感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ」政策を1月に終了させ、新たな感染対策を開始。コロナの感染症分類を引き下げ、水際対策を緩和しながらも、マスク着用や手洗いなどは「堅持する」とした。

共同通信より転用

共同通信

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。