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官舎の飲み会で女性署員にセクハラ 元署長の戒告処分、県警公表せず

 部下の女性署員に不適切な言動をしたとして、茨城県警が稲敷署長だった50代の男性警視を戒告の懲戒処分にしていたことが、県警関係者への取材で分かった。処分は1月19日付。

朝日新聞が県警に情報開示請求をして開示された文書や県警関係者によると、男性警視は稲敷署長だった昨年10月、署長官舎で開いた飲み会で女性署員の体に触れたり、セクハラが疑われる不適切な発言をしたりしたとして戒告処分となった。飲み会は勤務時間外に開かれ、参加者は5人ほどだったという。男性警視は昨年11月に警務部に異動した。  

県警は、この処分を公表して いない。県警監察室は「今回はプライベートな場で起きた事案。処分が警察庁の公表基準に該当しなかったため、発表しなかった」と説明している。  

同室は警察庁の公表基準に基づき、原則、職務上の行為に関する懲戒処分は公表し、私的な行為に関する処分は停職以上を公表しているという。(西崎啓太朗)

朝日新聞社より転用

朝日新聞デジタル

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