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メッツ入団の千賀滉大、WBC米国ラウンドから参戦も!09年以来の現役メジャー5人出場へ

5年総額7500万ドル(約103億円)でメッツ入りした千賀滉大投手(29)が19日(日本時間20日)、本拠地シティーフィールドで入団会見を行った。背番号は「34」。来年3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場について、米国開催での準決勝以降に参加する可能性があることを明かした。

 移籍初年度とあって困難とみられていたWBC出場。千賀は、最終的な結論に達していないと前置きした上で「(出場の場合も)日本大会とか(代表の)キャンプからは参加できない」と説明した。それでも、米フロリダ州マイアミで行われる準決勝以降であれば、途中参戦の可能性が出てきた。  

千賀にとってWBCは17年、巨人・菅野とともに先発のエースとして君臨。2次ラウンドまで3試合9回無失点も、準決勝の米国戦で2番手で登板し、不運な決勝点を許して敗退した苦い思い出がある。  それだけに、チームに貢献して世界一を目指したい思いは強い一方で、自身が加わることでメンバーから外れる選手が出ることへの懸念も口にした。侍ジャパンの栗山監督とは話し合いをしており「それでも必要だと言ってくれるなら、声をかけてくださいと言った」と明かした。  

来年のWBCにはエンゼルス・大谷翔平、パドレス・ダルビッシュ有、カブス・鈴木誠也が参戦決定。Rソックス入りが決まった吉田正尚も出場への意欲を示している。  

現地からの合流に関しては、投手に限りラウンドが進むごとに2人まで入れ替え可能なWBCルールが継続適用される見込み。栗山監督も入れ替えの可能性に言及している。米フロリダ州ポートセントルーシーのキャンプ地に近いマイアミでの準決勝以降の参戦は、数日間のキャンプ離脱で済むだけに、新天地に臨む千賀の負担も小さい。  もし千賀、吉田も参加なら、WBC2連覇となった09年に次ぐ2度目の現役メジャー5人参加となる侍ジャパン。昨年の東京五輪でも結果を残した千賀の参加が現実となれば、何よりの朗報となる。

報知新聞社より転用

スポーツ報知

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