スピルバーグ監督「ターミナル」モデルの男性死去 空港で18年生活
- エンタメ
- 2022年11月14日
仏パリ郊外のシャルル・ドゴール空港内で18年間を過ごし、スティーブン・スピルバーグ監督の映画「ターミナル」のモデルとなったとされるイラン出身の男性が12日、死去した。AP通信などが伝えた。
男性は、イラン南西部フゼスタン出身のメフラン・カリミ・ナセリさんで、心臓発作により死亡した。ナセリさんは同空港の第1ターミナルで1988~2006年に生活していたことで知られる。
英BBCや米CNNによると、ナセリさんはイラン人の父親と英国人の母親の間に1945年に生まれ、74年に英国に留学した。イランに帰国した後、当時の王制に反対する抗議デモに参加した容疑で拘束された。パスポートを所持しないまま国外追放となったという。
朝日新聞より転用

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