マツタケ初競り、120gを95万円で落札…料理旅館「焼くか土瓶蒸しで提供を」
- 政治・経済
- 2022年9月28日
〈食欲の秋〉の王者・丹波篠山産のマツタケ1本が27日、兵庫県丹波篠山市の卸売市場に初入荷し、地元の料理旅館が120グラムを95万円で競り落とした。関係者によると、100グラム超のサイズがシーズン開始に持ち込まれることは珍しいという。
市西部の山で採れ、長さ17センチ、かさの直径6センチ。丹波篠山市場に出荷され、初ものを毎年競り落としている「近又(きんまた)」(二階町)が他の2業者との競り合いで落札した。1キロ・グラム換算では約791万円になる。
丹波篠山産のマツタケは香りや味、歯ごたえのよさで名高く、江戸時代には将軍への献上品として珍重された。「近又」の経営企業「ジーライオン・グループ」の北村隼也・迎賓事業部長は「香りもよく、焼きマツタケや土瓶蒸しで提供したい」と話していた。
読売新聞より転用

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