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極右党首が勝利宣言=初の女性首相誕生へ―イタリア総選挙

 

【ローマ時事】イタリア総選挙は25日夜(日本時間26日朝)、投票が締め切られ、開票が始まった。報道によると、極右「イタリアの同胞(FDI)」を中心とした右派が上下両院で過半数を確保する見通しで、FDIのメローニ党首がイタリア初の女性首相に就任する可能性が高まった。メローニ氏は26日、勝利を宣言した。

 公共放送RAIは投票終了直後に出口調査の結果を報じ、FDIなど右派が下院(定数400)で227~257議席、上院(同200)で111~131議席を獲得し、それぞれ過半数を得る見通しと伝えた。民主党など中道左派は下院で78~98議席、上院で33~53議席を得るとみられる。

 個々の政党別では、FDIが最多の得票率で第1党になると予想されている。FDIと極右「同盟」、中道右派「フォルツァ・イタリア(FI)」が構成する「中道右派連合」が政権を担うとみられる。

 民主党幹部は26日、記者団に対し「国にとって悲しい夜だ」と述べ、敗北を認めた。 

時事通信より転用

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