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相馬新監督の帝京大は充実の布陣、関東大学ラグビー10日開幕

© 中日スポーツ 提供 早大・佐藤

 大学ラグビーの季節が到来だ。関東大学ラグビーは10日、対抗戦グループの筑波大―明大、リーグ戦グループの関東学院大―流通経大などで開幕する。

 対抗戦グループの帝京大は昨季、大学日本一を4季ぶりに奪回したのを花道に岩出雅之前監督が勇退し、相馬朋和新監督(45)のもとでシーズンに臨む。大学屈指のSO高本幹也(4年・大阪桐蔭)率いるBK、フランカー青木恵斗(2年・桐蔭学園)ら突破力を誇るFW陣とバランスがよく、夏の菅平でも天理大、早大、明大に3連勝するなど好調だ。

 昨季、大学選手権準優勝の明大は、東京五輪7人制代表のWTB石田吉平主将(4年・常翔学園)のもと、4年ぶりの大学王座奪回に挑む。早大は昨季ナンバー8で活躍した佐藤健次(2年・桐蔭学園)が今季からフッカーに挑戦。佐藤らFW第1列がスクラムでどう成長するかがカギだ。

 リーグ戦グループで昨季まで4連覇中の東海大は、強力FWを生かすSO武藤ゆらぎ(3年・東海大大阪仰星)のゲームメークに期待がかかる。

 その東海大と昨季は引き分けた日大には、元日本代表主将の菊谷崇ヘッドコーチが着任。WTB水間夢翔(4年・佐賀工)らBKの得点力を生かし、1985年以来37年ぶりのリーグ戦優勝と初の大学日本一を目指す。

 昨季は大学選手権決勝が帝京大―明大と対抗戦同士になったため、今季の大学選手権出場枠は対抗戦が5、リーグ戦と関西は3。出場枠の減ったリーグでは、シーズン序盤から大学選手権出場権争いに影響する激戦が続きそうだ。

中日スポーツより転用

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