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6月消費者物価、コア指数が2.2%上昇 10カ月連続で前年上回る

日本銀行本店=東京都中央区で2019年9月、後藤豪撮影© 毎日新聞 提供 日本銀行本店=東京都中央区で2019年9月、後藤豪撮影

総務省が22日発表した6月の全国消費者物価指数(2020年=100)は、変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コア指数)が101・7と前年同月に比べて2・2%上昇した。前年同月を上回るのは10カ月連続。上昇率は、4月と5月の2・1%を上回り、消費税増税の影響を除くと約13年9カ月ぶりの大きさとなった。

生鮮食品を含めた総合指数の上昇率は、前年同月比2・4%と前月(2・5%)を下回った。

日銀は物価上昇率2%を政策目標に掲げ、大規模な金融緩和を継続している。目標水準に達するのは3カ月連続となるが、日銀は、足元の物価上昇はエネルギー価格高騰の影響を受けた一時的な動きとみており、黒田東彦総裁は21日の記者会見で「経済を支えるため金融緩和を継続する必要がある」と述べた。

毎日新聞より転用

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