息子を無理やり車に乗せ閉じ込め走行　監禁疑いで奈良県職員を逮捕、容疑否認

奈良県警生駒署は19日、息子を無理やり車に乗せ閉じ込めたとして、監禁の疑いで県福祉医療部政策参与の西川浩至容疑者（61）＝京都府木津川市＝を逮捕した。「なぜ逮捕されたのか分からない」と容疑を否認している。

逮捕容疑は、8日午後8時過ぎ～同9時前、奈良県生駒市内の路上で、近くに住む地方公務員の20代の息子の腕を引っ張るなどして軽自動車に乗せ、監禁した疑い。

署によると、西川容疑者は息子の自宅近くに車を止めて待ち伏せ。帰宅した息子に「昔払ってあげた学費を返せ」などと要求。110番しようとした息子から携帯電話を奪って助手席に乗せ、下車できないようにして周辺を走行した。

奈良県庁によると、西川容疑者は昨年3月末まで福祉医療部の部長で、その後、政策参与として再任用されていた。

日刊スポーツより転用