英次期首相、景気底上げや格差是正に注力を＝シンクタンク
- 国際
- 2022年7月13日
［ロンドン １３日 ロイター］ – 英独立系シンクタンクのレゾリューション・ファンデーションは１３日に公表した報告書で、英国の次期首相は景気の底上げや格差是正に注力すべきだとの考えを示した。
中低所得層が直面する問題に焦点を当てる同シンクタンクは、次期指導者は選挙戦で主流となる減税公約以上のことを行うべきだと主張した。
国内の所得上位１０％の世帯は他の多くの欧州諸国よりも裕福だが、中所得層はフランスより９％貧しく、５分の１の最貧困層はフランスやドイツよりも２０％以上貧しいと指摘した。
次期首相は国内サービス業の発展や技能投資の強化、地域間の生産性格差是正を進め、労働ではなく富に対する増税を行うべきだとの見方を示した。
ロイターより転用
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