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元日本代表MFの北澤豪氏「絶対にやってはいけないミス」…チュニジアに0―3大敗、森保ジャパンの痛恨を指摘

後半、中盤でボールを奪われる吉田麻也、これが3失点目につながった(カメラ・宮崎 亮太)© スポーツ報知/報知新聞社 後半、中盤でボールを奪われる吉田麻也、これが3失点目につながった(カメラ・宮崎 亮太)

◆サッカー キリン杯 ▽決勝 日本0―3チュニジア(14日、大阪・パナソニックスタジアム吹田)

日本代表はカタールW杯出場国のチュニジアに0―3で敗れた。後半10分にDF吉田麻也がファウルでPKを献上。ゴール左に決められ、先制点を与えた。同31分にロングボールの処理をセンターバック、GKが「お見合い」。ミスから2点目を奪われた。後半ロスタイムにもカウンターから3点目を決められた。元日本代表MF北澤豪氏は「絶対にやってはいけないミスがあった」と厳しく評した。

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チュニジアは日本を研究し、組織的に戦っていた。MF遠藤を狙ってボールを奪ってから攻撃への切り替えが速かった。

ただ、それにしても日本は絶対にやってはいけないミスがあった。特に2失点目はロングボールの対応が悪かった。まずは前を向いているGKのシュミットがもっと明確に指示を出すべきだった。センターバックの吉田は出遅れたが、もう一度、ボールを処理することもできた。ミスが重なれば当然、失点する。吉田は疲労があったのか、いつもの働きができなかった。

吉田、長友、川島はリーダーシップがあり、チームへの貢献度は高い。しかし、厳しい言い方をすれば、W杯本番に向けてレギュラー争い、メンバー争いをフラットに見直さなければならない。攻撃陣でも、W杯メンバー入りできるのは堂安か久保のどちらか1人になるのではないか。0―3で敗れた今回、メンバーを見直すタイミングだ。

現在の日本代表メンバーはほとんどが欧州組。W杯メンバー入りのためには新シーズンの立ち上がりに所属クラブで試合に出場し、高いパフォーマンスを発揮することが求められる。(スポーツ報知評論家)

スポーツ報知より転用

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