イラン・タバサ付近で脱線した列車。イラン赤新月社提供（2022年6月8日撮影）。
列車がショベルカーに接触し脱線、17人死亡 イラン中部
- 国際
- 2022年6月9日
【6月8日 AFP＝時事】イラン中部タバス（Tabas）で8日、列車がショベルカーに接触して脱線し、少なくとも17人が死亡、86人が負傷し、うち37人が病院に搬送された。国営メディアが伝えた。救急当局は、負傷者の多くが重体で、死者数はさらに増える恐れがあるとしている。
イラン赤新月社（Red Crescent）の関係者が国営テレビに語ったところによると、事故は午前5時半（日本時間同10時）ごろ発生。列車は11両編成で、うち5両が脱線した。
国営鉄道の副社長は、事故当時の乗客は348人で、列車は線路脇にあった「ショベルカーと接触した後、脱線した」と説明した。
イラン学生通信（ISNA）が公開した画像には、横転した黄色いショベルカーが写っている。
タバスは南ホラサン（South Khorasan）州に位置し、首都テヘランから約900キロ離れている。
現地メディアは、タバス検察が現場入りしており、事故原因の究明に向けて司法調査が始まったと伝えている。
【翻訳編集】AFPBB News
イラン・タバサ付近で脱線した列車。イラン赤新月社提供（2022年6月8日撮影）。
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