町の課長が他の職員に“暴行”や“暴言”で懲戒処分　高知・佐川町

高知・佐川町の庁舎内で他の課の職員に暴行をしたり暴言を言ったりしたとして、町は男性課長を停職2か月の懲戒処分としました。 処分を受けたのは、佐川町役場の男性課長です。佐川町によりますと男性課長は今年4月、庁舎内で、他の課の職員に暴行を加えたほか、別の職員らに暴言を言ったということです。

町は職場内の秩序を乱したとして課長を停職2か月の懲戒処分としました。また、町長、副町長も減給処分とするための議案を6月の議会に提出するということです。 男性課長は公文書の決裁に関する書類の不備について、他の課で、強い口調で苦情を言っていたといいます。その後、「何事か」と近くにやってきた職員の後頭部を、突然叩いたということです。叩かれた職員は、いわゆる“むち打ち”と診断されました。

片岡雄司町長は、「信頼を裏切り、心から深くお詫び申し上げる。職責が高い立場の職員の処分で、痛恨の極み。二度と起こらないように再発防止につとめ、信頼回復に向けて全力を尽くす」とコメントしています。