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台湾の防空識別圏に中国軍の30機が進入…米台接近に反発か

© 読売新聞 中国軍の戦闘機「J16」の同型=台湾国防部提供

【台北=鈴木隆弘】台湾国防部(国防省)によると、中国軍の戦闘機や電子偵察機など計30機が30日、台湾南西部の防空識別圏に入った。今月訪日したバイデン米大統領が台湾有事に軍事介入を明言するなど米台の接近に対し、中国が反発を示した可能性がある。

発表によると、進入したのは、「殲(J)16」など戦闘機22機、電子偵察機4機、早期警戒機「空警500」2機など9機種に及んだ。今年に入ってからでは、1月23日の39機に次ぐ2番目の多さとなった。

一方、台湾外交部(外務省)は30日夜、米議会のタミー・ダックワース上院議員(民主)らが台湾を訪問したと発表した。6月1日までの滞在中に蔡英文(ツァイインウェン)総統らと会談し、安全保障や経済などについて意見交換するとみられる。4月にも米議会の超党派議員団が訪台しており、米台の関係強化が目立っている。

読売新聞より転用

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