【北京時事】中国外務省は20日、バチェレ国連人権高等弁務官が中国政府の招待に応じて23~28日の日程で訪中すると発表した。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、新疆ウイグル自治区のウルムチやカシュガルに入る。
© 時事通信 提供バチェレ国連人権高等弁務官=2月28日、ジュネーブ(AFP時事)
新疆をめぐり人権団体は、ウイグル族など少数民族が恣意(しい)的に拘束され、少なくとも100万人が施設に収容されたと指摘。米政府は迫害を「ジェノサイド(集団殺害)」と呼び、欧州からも懸念が相次ぐ。中国側は「世紀のうそ」(外務省報道官)と真っ向から否定している。
時事通信より転用
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