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仏捜査当局、ゴーン被告に国際逮捕状発行…ルノーの資金を不正流用した疑惑

© 読売新聞 カルロス・ゴーン被告

【パリ=森井雄一】AFP通信などは22日、フランス捜査当局が、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告らに国際逮捕状を発行したと報じた。ゴーン被告がトップだった仏自動車大手ルノーの資金を不正に流用し、ヨットの購入などに充てた疑惑があるという。

AFPなどによると、仏捜査当局はルノー・日産連合と、中東オマーンの販売代理店との間で1500万ユーロ(約21億円)の不正な支払いがあったとみて、ゴーン被告と関係者ら計5人に21日、逮捕状を出した。ただ、ゴーン被告はレバノンで逃亡生活を送っており、状況が大きく変わることはないとみられる。

ゴーン被告は、私的な投資で生じた損失を巡り、知人に日産側の資金を流出させた疑いがあるとして、東京地検特捜部が会社法違反(特別背任)などで逮捕、起訴した。保釈中の2019年末、関西空港発のプライベートジェットでレバノンに逃亡した。

読売新聞より転用

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